プログラマの慢性的な不足状況
パソコンを誰もが使える時代になり、家庭にあるスペックのパソコンでも容易にプログラムを動かすことができることになった影響もあってプログラミングをできる人口が増えてきています。
基本的なプログラミング言語については入門書も充実しており、プログラミングができるフリーソフトも登場してきていることもあって、自分のパソコンで使うソフトを制作したり、ゲームを制作したりする程度のスキルをもったアマチュアプログラマ人口の増加に拍車がかかってきています。
しかし、実際に仕事にプログラマの仕事を目指す人は多くはなく、現在でもプログラマは現場で不足している状況があります。その不足にも二面性があり、システム開発を行えるような有能な人材の不足と、ソーシャルゲーム等の比較的制作が容易な分野のプログラム開発を担う人材の不足です。
ソーシャルゲームの人気の高まりにより大小の企業が大きな投資をしてゲーム開発を行うようになり、結果として有能な人材までもがゲーム業界に流れていってしまったのです。その結果、ITの先端を行くシステム開発会社においてそれを担う人材が不足してしまったのだと言えます。
こういった現状があるため、プログラミングのスキルの高さに関わらずプログラムを制作できるスキルがあれば、企業から需要があるという状況になっています。アマチュアから脱却してプロとして働くというのも、将来設計を考える上で良い選択となるのではないでしょうか。
今はWeb領域における開発現場でもプログラマのニーズが高まり、Web系エンジニア向けの案件が豊富にあります。プログラミング未経験者の中には、Web領域で活用できる習得しやすいプログラム言語を率先して学び、技術者を目指している人もいます。
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